ワールドメーターで毎日COVID-19関連の各国別のデータが更新されています。
新規陽性者数は日本は1位を維持し続け、全世界の約4割で、2位・韓国の2.3倍、3位・フランスの3.8倍です。
しかし重症率は日本は0.008%ですがアメリカで0.22%、ブラジルで1.27%、ロシアの1.09%と比較して極めて低いです。
どうしてこういう結果になるかは日本と他国とで対策に違いがある事が原因と考えるのが常識的だと考えます。
日本ではいまだに無症状者まで偽陽性の多いPCRを用いて検査を行っていますが、他国では重症化リスクの高い有症状者に限定している国も多く、検査数が少なければ陽性者数が減るのも当然です。
検査は診断をして診療に繋げるためにするものですので本来は有症状者だけに行うべきですが、無症状者まで検査を行っている日本が異常と言えます。
重症率が高い国は本当に治療が必要な人だけに検査をしていると思われ、重症率が高い国ほど適正な医療が行われている可能性も考えられます。
他の要因としては日本だけが無症状にもかかわらずマスクを続けているためだと考えられます。
今でも屋内ではマスクが推奨されている国もあると思いますが、日本でも屋外ではマスクは不要と言われてもほとんどの人がマスクを外しません。
これほどマスク着用率が高いのは日本だけじゃないでしょうか?
サッカーワールドカップが熱狂の中、アルゼンチンが優勝して終了しましたが、観衆はマスクせず密集していましたがカタールでCOVID-19が拡がったでしょうか?
カタールで新規陽性者数が279人、現時点での感染者は1184人、重症者は2人です。
これから増えるか注目は必要ですが、それほど増えないのであればマスクには感染予防効果が無いと証明してくれることになります。
私は無症状者がマスクをして口呼吸になる事で感染しやすくなると考えていますが、感染しやすくなるとまでは同意できなくても少なくともマスクには感染予防効果が無いという事にどうして気付かないんでしょうか?
いまだにマスクが感染予防効果があるかのような書き込みがあり、学校でも子供たちへのマスクが強要され、当クリニックでも保健所からマスクを強要されていますが、マスクをする事によっていろいろな症状が出る人が居る事も事実ですが、そういう人たちに寄り添う気持ちを全く持たずにマスク着用を続けさせようとする勢力があります。
どんな組織でも対策が間違っていれば対策を考えたメンバーを入れ替えたり新しいメンバーを入れて改善策を講じるはずですが、日本では混乱を作ったメンバーが変わらずにずっと間違った方針を続けて混乱を長引かせていることに憤慨します。