福島第一原発の処理水は海洋放出しなければ感染対策で3密状態になっているのと変わりません。
微量の病原体が体内に侵入しても感染しませんが、3密状態で病原体量が増えれば感染のリスクが上がるので、感染のリスクを下げるために3密状態の解消、特に換気が重要で、換気すれば当然、病原体量が減少するため感染のリスクが下がります。
処理水の海洋放出は感染対策での換気と似ています。
感染症に関しては専門外で何も分かっていないのに室外でランニングして感染する可能性があると嘘を付いて混乱を拡げたノーベル賞受賞者が居ましたが、感染者の呼気に含まれる病原体は塊のまま後方に飛んでいくはずがなく、風に流されるなど対流で直ぐに薄まるので誰かに感染させる危険は極めて低いですが、換気して室外に出た空気も対流・攪拌して薄まり、換気扇の下に長時間、居続けない限り通常は誰かを感染させる危険は極めて低いと考えられます。
海洋放出された処理水も同様に放出されれば波や海流で攪拌され薄まり、貝類や海藻類などは移動が少ないため放出場所の近くに居れば注意が必要かもしれませんが、魚類は泳いで移動するため、健康被害を起こす事は考えにくいと思われます。
福島第一原発から海洋放出される処理水はメルトダウンした炉心を冷やしているためトリチウム以外にも有害物質が含まれている可能性は考えられますが、そんな事を言い出すときりがなく、1類感染症であったとしても空気・飛沫感染対策は換気が基本であるのと同様に、処理水も放出されると大量の海水で問題ないレベルまで希釈されると思われるため海洋放出してはいけない理由にならないと思います。