アメリカなど入国の際にSARS-CoV-2ワクチン接種が義務付けられている国がありますが、ワクチン接種しても感染することは周知の事実で、感染者を入国させたくないのであれば入国時の陰性証明だけで良いはずですが、SARS-CoV-2ワクチン接種を義務付けるのは感染対策を全く分かっていないという事になり、SARS-CoV-2ワクチン接種させたいという意図を疑ってしまいます。
SARS-CoV-2ワクチン接種に不安があって未接種の方は入国の際にワクチン接種できない事を証明する文書の提出を求められますが、当クリニックではそういう方々を救済するために何らかのアレルギー素因がある方に対してはSARS-CoV-2ワクチン接種不可の診断書を発行しています。
海外渡航以外でも実習の際にSARS-CoV-2ワクチンを接種強要されるケースもあるため、あらゆるケースに対応できるように
・アレルギー素因があるため全てのSARS-CoV-2ワクチン接種で重篤な副反応が出る可能性が考えられる
・SARS-CoV-2ウイルスはACE2と結合して感染するが若年者・女性はACE2活性が低く感染・重症化しにくい傾向にあり日本では60歳未満は全体の死亡者の僅か5%程度である
・SARS-CoV-2ワクチンはどの国でも認可されておらず現在、臨床試験中で、感染しにくい若年者・女性で重篤な副反応を認める人が多く将来的な安全性も全く保障されていないため非接種群との比較が必要
・接種を強要することはパワーハラスメントに該当し本人も希望しないため接種を禁止する
という主旨の診断書を発行しています。
これまで当クリニックが発行した診断書が無効だったと耳にした事がありませんでしたが昨日、JALから電話があり、渡米予定の方が当クリニック発行の診断書を持参したが、アメリカから求められている内容を満たしていないため無効であるために求められている内容に書き換えるよう言われました。
そもそも任意接種であるワクチンを入国条件として接種を義務付ける事が人権侵害であり、診断書は医師が診断した内容に基づいて作成するものであり、第三者から記載内容を指示されて作成するものではないと返答しました。
その後、ご本人からも診断書が無効だったため、JALが要求する内容に書き換えて欲しいと依頼がありました。
これまで無効であったと耳にした事がありませんでしたが、無効であってもわざわざ報告して来なかったかもしれませんので、これまでに海外渡航に際して診断書を作成させていただいた方に電話で確認しましたが、当クリニック発行の診断書が有効で渡米された方が居られましたが、JAL以外の航空会社でした。
アメリカ以外の国に行かれた方も当クリニック発行の診断書が有効だったと確認が取れましたので、渡航する国の判断ではなくJALが一方的に当クリニック発行の診断書を無効と判断したようです。
JALという企業は日本で多く見られる責任逃れの体質と考えられ、他の方にも同様の対応をされる事は予想されますので、海外渡航の際はJALを利用しない事をお勧めします。