SARS-CoV-2ワクチン接種で不妊に繋がる可能性が訴えられていますが厚労省は否定しています。
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0086.html
この中で「米国でワクチン接種後に妊娠した827人の女性の経過を調べた研究では、ワクチンを接種した人の流産率が自然に発生する流産率を上回ることはなく、ワクチンが妊娠に与える好ましくない影響は確認されませんでした。」となっていますが、実際には対象者には多くの妊娠後期の妊婦が含まれていて妊娠20週以内の妊婦を対象にすると流産率が82%以上になり、この論文は撤回されています。
ワクチン成分が卵巣や精巣に影響を与えないと言及していて、ワクチンの危険性を訴える人たちもmRNAワクチンが危険と言っていますが、いずれも間違いです。
mRNAワクチンは有効性・安全性に問題があり、これまで1度も実用化されず今回、初めて実用化されました。
脂質ナノ粒子(LNP)ポリエチレングリコール(PEG)が使用されているワクチンも初めてです。
mRNAワクチンである事だけでも既存のワクチンではないため慎重な審査が必要で、更にLNPPEGが使用されている事で、より慎重な審査が必要にもかかわらずSARS-CoV-2ワクチンは数カ月の臨床試験だけで実用化された事は異常としか言えません。
単なる数字だけの比較で有効性があると言われていますが、接種後2週間以内の発症を除外するなどかなりの操作がされていて、それでも対象者での発症率の比較はワクチン群で0.03%、プラセボ群で0.7%の差しかなく、逆にこのデータはワクチン接種しなくても99.3%は感染しないためワクチンは不要と示しています。
長期的な安全性は現時点では不明であるため現在も安全性を確かめるための臨床試験は進行中ですが、欧米では緊急使用許可で使用されていて、日本では海外での使用実績を根拠に特例承認として使用されています。
SARS-CoV-2ワクチンを接種するとSARS-CoV-2に対する抗体ができると誤解している人がほとんどと思いますが間違いです。
今回のワクチンはワクチンと言っていますがSARS-CoV-2のS蛋白質を作る遺伝子そのもので、接種した人は体内でS蛋白質を作り、S蛋白質の抗体を作り、ウイルスが侵入してきた時に抗体がS蛋白質を覆う事によってACE2に結合する事を妨げてウイルスの増殖を抑えるのが目的です。
COVID19を呼吸器感染症と誤解している人がほとんどと思いますが、ウイルスが最初に接触するのが気道なので初期症状は風邪症状ですが、本質は血管内皮細胞のACE2機能不全による血管炎・血栓形成です。
ACE2活性は年齢依存性があるので重症化リスクは年齢が低いほど低く、高いほど高くなり、ACE2活性の上がる肥満や糖尿病など免疫の下がっている人はリスクが上がるだけで、70歳未満で肥満も糖尿病も無い人はほとんどが風邪症状だけで治っています。
ACE2にはS蛋白質部分で結合しますが、ワクチンで作られたS蛋白質は抗体を作るよりも先に本来、結合すべきACE2に結合していき、重篤な副反応・後遺症を引き起こす可能性が考えられ、この事はミラノ在住の免疫学者・荒川央Dr.に直接、質問し同意していただいています。
高知大学・佐野特任教授がSARS-CoV-2ワクチン接種後の皮膚症状に関して論文を書かれていますが、COVID19とSARS-CoV-2ワクチン接種後の皮膚症状は同じでワクチン接種後の方が症状が強いと言っておられ、皮膚生検で血管炎・血栓形成とS蛋白質発現を認め、ワクチン接種の影響であると述べておられます。
COVID19はウイルスそのものが脅威ではなくS蛋白質の毒性が病態に現れていて、mRNAワクチン自体が悪ではなくS蛋白質を作らせるという事が悪です。
皮膚病変は目に見えて生検もしやすいため今回の佐野特任教授の発表は重要で、ワクチン接種で作られたS蛋白質がACE2に結合して血管炎・血栓形成を起こすという事を証明し、ACE2が発現する臓器にはS蛋白質が血管炎・血栓形成を起こして機能不全を起こす可能性を十分に考えておく必要があります。
ACE2は心筋に多いため感染後もワクチン接種後も心筋炎の報告が多い事でも分かりますが、精巣や卵巣でもACE2が発現しているため精巣や卵巣に炎症を起こして不妊に繋がる可能性は十分に考えられると思います。
誠実な医師であるなら患者さんにリスクが高い事を勧めることはしてはいけませんし、ワクチンは健康な人が予防を目的に接種するため治療以上に慎重な対応が求められます。
そもそも感染してもそれほど恐れる必要のない疾患に対して有効性も疑問で、将来的な安全性が何も分かっていないワクチンを推奨するような医師は医師として不適格だと思われます。
『お詫びと訂正』
LNPが使われた初めてのワクチンと記載していましたが正しくはPEGが使われた初めてのワクチンです。
PEGは細胞膜の融合に使われていて化粧品に入っている事があり、PEGに対する抗体を持っていればアナフィラキシーの原因になりますし、ワクチン副反応・後遺症に繋がっている可能性も考えられています。
訂正し今後は誤った投稿を行わないよう十分に気を付けたいと思います。