医師も含めて自然免疫や獲得免疫だけを免疫と思っている人がほとんどですが皮膚・唾液・消化液・粘膜も免疫です。

皮膚は角化上皮で覆って病原体の侵入を防いでいますが皮脂を出す事でバリアを作り、水洗いだけでもほとんどの異物は除去できます。

常在菌の作用で弱酸性にして2重のバリアで病原体と対抗していますが、石鹸・アルコールを使用すると、わざわざ2重のバリアを剥がすために感染に弱い皮膚になります。

石鹸・アルコールを使い過ぎると肌荒れを起こして逆に感染の温床になります。

唾液にはIgA抗体が含まれていて病原体と対抗します。

小腸にもパイエル板というリンパ組織がありM細胞から取り込んだ病原体の情報からIgAを産生して病原体の侵入を防いでいます。

病気になれば咳・痰・鼻水・涙・下痢・嘔吐などの症状が出ますが、これらも病原体を排除するための立派な免疫ですが咳止めや下痢止めを使えば病原体を排除するのを妨げ、悪化する事があります。

発熱も病原体が発育しにくい環境にし、免疫システムを活性化するための立派な免疫反応で、39.3℃以上でなければ命に関わる事はなく、発熱すれば血管が拡張し発汗して気化熱で解熱する仕組みが人間には備わっていますので、39.3℃以下で解熱剤を使用するのは逆効果になります。

冷却は気持ち良いというリラックス効果はあるかもしれませんが、冷却刺激で血管収縮・筋緊張・震えを誘発するため実際には解熱効果はありません。

医学部では病気の原因や治療法は学びますが、これらが免疫という事は学ばないのでほとんどの医師は知りません。

免疫学も自然免疫や獲得免疫ばかり学びますので免疫の専門家もほとんどが知らないと思います。

我慢できないほどの頭痛があったり発熱でぐったりしている時は解熱鎮痛剤を使用しても構いませんが、解熱鎮痛剤・咳止め・下痢止めなどを定期的に内服するように処方する医師は実際には治癒を妨げている事になります。

具合が悪くなって医療機関を受診して薬を処方され、症状が改善されると薬で治ったと勘違いしていますが、薬はあくまで症状を緩和しているだけで全て自分の免疫で治っています。

COVID19も含めてウイルスには基本的には治療薬が無いので医療機関に行ってもあまり意味がありません。

腸が免疫に関わっているため消化に力を使い過ぎると免疫が下がる事があるので、昔の人が「身体が弱った時はお粥に梅干し」と言ったように消化の良い物を摂取して水分・塩分をしっかり摂って安静で様子を観るのが結果的には治る近道です。

全ての感染症は誰かに感染させるかもしれないので感染症が疑われる人は自主的に自宅隔離すれば、出歩いている人は症状が無い人ばかりなので、この程度の感染症は直ぐに収束します。

これまでも不勉強な医師たちに騙され続けていましたが、そういう医師たちが今回のCOVID19騒動を作ったとも言え、そういう医師たちの既得権益を守るための団体である医師会が5類に下げる事を妨害するなど混乱収束を妨げている事に気付いて下さい。