昨日、厚労科学審議会が開催され、新型コロナワクチンの副反応の報告・審議が行われましたが、ファイザー製小児用新型コロナワクチンを接種した11歳の女児で初の死亡報告が出てしまいました。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000254623.html

亡くなった女児は出生時重症新生児仮死、低酸素性虚血性脳症で自発呼吸なく、生直後より常に人工呼吸管理がされていて、脳性麻痺があり経口摂取ができず経管栄養がされていたようです。

肢体不自由の超重症児で意思疎通なく表情は変化しませんが、痛み刺激にわずかに顔をゆがめる程度の反応はあったようです。

2014年6月より重症心身障害者病棟に長期入所していて家族も重篤な状態になった際の延命措置は望んでおられなかったそうです。

2022年4月7日に1回目接種した際は副反応なく経過したようですが4月28日午後に2回目接種し、接種翌日昼過ぎより心拍数130~150/分の頻脈・冷や汗・疲労感が出現し、夕方から呼吸不全となり、徐々に脈減少・血圧低下となり、夜に心肺停止に陥り死亡確認されたそうです。

2回目接種前日の採血では異常所見はなかったようですが、状態悪化時は呼吸不全・全身チアノーゼ・血圧測定不可となり点滴・採血は困難でしたが、ようやく採血できた血液でCK(筋肉崩壊時に上昇する酵素)の上昇があり、炎症反応の指針のCRPが上昇していたようです。

休日対応であり可能な検査項目も少なく心エコーもできる体制ではなかったようですが、死後に撮影した胸部単純レントゲンでは肺炎像やうっ血像は認められなかっため、報告医は状況より死因は急性心筋炎様の心不全と報告しています。

しかし専門医のコメントでは心肺停止の原因として、心筋炎と診断するための情報がなく、心筋炎のブライトン分類はレベル4と考えられ、心不全についても診断するための客観的な情報はなく、もともと脳性麻痺および人工呼吸器管理で長期入院中の重症症例であり、ワクチン接種に関係なく呼吸不全をきたして心肺停止となった可能性も考えられるとして因果関係評価はγの評価不能と扱われました。

CK上昇だけでは確かにどの筋肉がダメージを受けているか分からず、心筋に特化したCK-MBが測定されていてCK-MBが上昇していれば心筋炎と判断された可能性が上がりますが、重症心身障害者病棟に入所中でCK-MBを測定したり心エコーができる状況ではなかったと思われ、因果関係に繋げる事ができなくて非常に残念です。

5~11歳に使用されるファイザー製小児用新型コロナワクチンは12歳以上用よりも1/3の成分を2回接種しますが、この程度の量でも重篤な副反応が出るという事は極めて毒性が高いと考えられます。

12歳以上の接種は「努力義務」ですが、「努力義務」とは「受けるよう努めなければならない」という予防接種法上の規定で接種を強制するものではなく、あくまで任意です。

5~11歳は厚労省も現時点において、オミクロン株に対するエビデンスが確定的でないことも踏まえ、小児について「努力義務」の規定は適用せず、今後の最新の科学的知見を踏まえ、改めて議論することが適当であるとされていて、全て保護者の判断に任されています。

逆に言えば厚労省は注意勧告はしているにも関わらず保護者が希望して接種させているため、副反応などが出たとしても全て保護者に責任転嫁しようとしているように感じます。

何度もお伝えしていますが子供は新型コロナが結合するACE2をほとんど持っていないため滅多な事では感染せず、感染したとしても重症・死亡は極めて稀ですのでワクチン接種によるリスクの方が非常に高いと考えられます。

今回は超重症児であり、それを逆手に取って因果関係不明のまま処理される可能性が高いと思われますが今後、接種が進めば基礎疾患が無い小児で接種後に死亡報告が出てしまう事を非常に危惧しています。

基礎疾患があれば全て基礎疾患に関連付けて因果関係不明で処理されると思いますので、基礎疾患がある方こそ接種は控えた方が良いと思われます。

審議会では報告医が死因は急性心筋炎様の心不全と報告しているにも関わらず、報道では亡くなった女児は生まれた直後から脳性まひなど重い基礎疾患があり、人工呼吸器を着けていて死因は専門医のコメントにある呼吸不全とみられると報道し、たまたま基礎疾患が悪化した亡くなっただけでワクチンと無関係と情報操作しているように感じ、報道の在り方にも憤慨します。

改めてお願いしますが、子供は自分で判断ができないため全て保護者が守らないといけませんが、大事な子供にワクチン接種して重篤な副反応が出たり死亡してから後悔しても遅いですので、子供には特に接種をさせないようにして下さい。