防護具などを使用して診療すると自治体から協力金が支払われ、新型コロナ抗原定性検査も無料で受けられますが、当クリニックでは防護具などは感染対策に無意味であるため使用しておらず、そのために自治体からの協力金も支払われず、新型コロナ抗原定性検査も無料で受けられないため患者さんにはご迷惑をお掛けしていましたが、これまでは自費で行っていました。

先日、新型コロナ抗原定性検査に診療報酬点数が付いている事に気付き、支払基金に確認すると保険請求すれば認められる事が分かったため2022年からは保険診療で行うことにしましたので皆さんの負担が少なくなります。

新型コロナはメルク製の内服薬が特例承認されたようですがフランスでは有効性が確立していないため発注が取り消されていて、今まで通り基本的には治療に繋がるインフルエンザ、マイコプラズマ、溶連菌などの抗原定性検査を優先し、否定された時に希望者に対してのみ新型コロナ抗原定性検査を行う方針とします。

検査は診断のために行うものですので症状が無い方が単なる陰性証明として希望される際は今まで通り全て自費の対応となります。