衆議院議員の青山雅幸さんが厚労委員をされていて新型コロナ対策で分科会・尾身会長や厚労省役人と質疑応答をされていますが、厚労省の非公表データとして「期間別の新型コロナウイルス新規陽性者数・死亡者数・致死率」を公開されています。
これによると変異株で重症化するかのように煽られていますが実際には致死率は下がってきています。
中にも書かれているように8/18時点での集計で7月の死亡者数は増加する可能性が考えられることから途中で公表すると修正が必要になるかもしれないという理由で公表していないようですが、7月に関しては死亡者数が確定していなくても他の月に関しては2月で致死率は3.09%ですが他の月では1%台で、6月は1%を切っているという事実を公表しないのは意味不明です。
しかし新規陽性者は感染の証明にならないPCRを無症状者にまで行って見つかった数ですし、死亡者数も他の原因で亡くなったにも関わらずPCRを行って陽性になると新型コロナの死亡者として扱われてしまいますので、両方とも実際の患者に関する数字ではないという事に留意する必要があり、むやみに無症状者に検査を増やせば増やすほど無症状感染者の割合が多くなって致死率も下がってしまうので参考値程度に考えるべきだと思います。
発表されている累計感染者は4/30時点で593106人、5/31時点で746868人、6/30時点で799979人ですので新規感染者は5月で153762人、6月で53111人と新規感染者数には差はありませんが毎週、国立社会保障・人口問題研究所から発表されている死亡者数は5/3時点で10433人、5/31時点で13056人、6/28時点で14708人ですので5/3から5/31の間に2623人、5/31から6/28の間に1652人が亡くなったことになっていますがこの資料では5月の死亡者は1931人、6月の死亡者は485人だけです。
そうなるとこの厚労省の非公表データでの死亡者数が実際に新型コロナ感染をきっかけとした死亡者数の可能性が高く、余計に公表せずに隠蔽する事は国民の知る権利を侵し、混乱を収束させないための悪意を感じます。