本日、メールで以下のような回答がありました。

「かねしろクリニック 様

豊中市PTA連合協議会の事務局を担います、社会教育課です。

この度は問合せいただき、ありがとうございます。

今年度予定しております事業計画に、外部講師を招いての講演会は予定しておりません。

大変申し訳ございません。

よろしくお願いいたします。」

驚いた事に豊中市PTA連合協議会の事務局が豊中市教育委員会社会教育課にあり、回答は豊中市教育委員会社会教育課からでした。

PTAは Parent-Teacher Associationの頭文字を取ったもので、各学校で組織された保護者と教職員による社会教育関係団体ですが、企業と労働組合のように学校組織とは独立して保護者寄りで子供の利益を守るための会だと思っていましたが、事務局が教育委員会内にあれば公平に子供の利益を考えるための議論を行えるのか疑問しかなく以下のような回答をしました。

「お世話になります。

豊中市PTA連合協議会の事務局を豊中市教育委員会社会教育課が行っているとは驚愕です。

労働組合が労働者の権利を守るために企業と独立して協議を行うように、子供を守るために本来は独立するべきだと思いますが、 教育委員会社会教育課がPTA連合協議会を牛耳っていれば、子供に対する正しい判断が行えないと思いま。

PTA連合協議会のHPには

豊中市PTA連合協議会は、各学校のPTAである単位PTA相互の連絡調整を図り、単位PTA並びに豊中市PTA全体の健全なる発展に寄与すること、豊中市立小中学校並びに地域社会の教育環境の向上に努めることや、教育問題について会員の関心を深めると同時に、家庭教育の振興を図ることなどを目的に、昭和31年(1956年)に誕生しました。

現在は、小学校41校、中学校17校の各単位PTAが所属し、PTA大会や総会、6つのブロックに分かれての研究大会等を実施しています。その他にも、各単位PTAの声を集約し、市教育委員会事務局との情報交換を行っているほか、交通安全や美化活動、教科書選定など行政や地域の諸団体へも役員を派遣するなどの活動を行っています。

とあり、 教育委員会事務局との情報交換を行っていると記載はありますが、 PTA連合協議会の事務局を教育委員会社会教育課が行っている事は記載されておらず、 組織図にも教育委員会社会教育課が関与している事は明記されていません。

この対応はPTA連合協議会の判断ではなく教育委員会社会教育課ではないでしょうか?

本当にPTA連合協議会の判断であるなら教育委員会社会教育課が事務局であったとしてもPTA連合協議会の担当者から回答があって然るべきではないでしょうか?

今の間違ったコロナ対応のために心身ともに子供たちの健康が脅かされているため、正しい知識を得るための活動はPTA連合協議会の理念にも合致していると思われ、事業計画に外部講師を招いての講演会は予定していなくても、緊急時には会議を行ったりもするでしょうし、既に予定されている研究大会等の一部としての実施することも可能だと思いますが、検討もせずに門前払いするというのは理解に苦しみます。

先日、私が送った問い合わせ内容に異論があるなら科学的根拠を示して反論して下さい。

これから暑くなれば高槻市のような悲劇が繰り返される恐れがあり、子供たちの命を守るために早急に対策が必要になります。

私も二つ返事で講演会を実施してもらえるとは考えておらず、子供たちを守るためにどういう対応すべきか議論を行うきっかけ作りと考えていますので、まずは議論の場を設けていただけるよう希望します。

富山市では教育委員会が小児科医と連携して学校で子供がマスクを外すための取り組みをしています。

全国で子供へのマスクの弊害を心配して多くの保護者が学校、教育委員会などにマスクが感染対策にならない科学的根拠を示す資料を持参して話をしに行かれていますが、どんな資料を持って来ても上からの指示だからと変えられないと資料に目を通してもくれないという話も耳にします。

富山市と他の自治体との差は富山市では子供たちの事を考えて医師の意見を聴く姿勢がありますが、他の自治体は自分たちの保身のために医師の意見を聴く姿勢が無いだけではないでしょうか?

保健所も今の対応がおかしい事はよく分かっていて保健所長会から厚労省に新型コロナウイルス感染症を5類に下げるように要望が出されていますが厚労省がどういう訳か5類に下げません。

私は何度も直接、保健所の担当者とも話をしていてマスクは感染対策にならないことは保健所も理解していますが、保健所も下請けであるため厚労省からの指示を守らざるを得ないだけです。

私は診療中も感染対策にならないマスクをしていない事は保健所も知っていて、一般的にはマスクが標準予防策と思われているため、マスクをせずに診療していると標準予防策をしていないと判断されて協力金はいただいてませんが新型コロナウイルス抗原検査を行っていて、陽性者が居れば当然、保健所にも届けていますが私は濃厚接触者とされず、休診にするようにも言われず、発熱を診療拒否する医療機関が多いので発熱して保健所に問い合わせると当クリニックを受診するように勧められる事もあります。

更に新型コロナウイルスの重症患者を受け入れているICUでも非常勤勤務をしてますので、重症患者の治療や経過なども熟知しており、いわば新型コロナウイルス感染症対策の専門家とも言えるかもしれません。

子供たちに学校でマスクをするように指導していますが、下校すればマスクを外して密接して公園で遊ぶ姿を見かけます。

それでも感染が拡がっていないのはマスクやソーシャルディスタンスに意味が無い事を実証しています。

教育委員会にも改めて話をしようと考えていましたが良い機会ですので教育委員会、PTA連合協議会の担当者を交えて3者で話をする場を設けていただくことを希望します。

先日、豊中市PTA連合協議会に問い合わせした内容は当クリニックのHP、Facebook、Twitter、アメブロで公開していますし、今回の内容も公開しますので教育委員会の対応は多くの人が注目すると思います。

もし私の申し出を断って子供たちがマスクによって高槻市で起きたよう悲劇が起きてしまった時に、教育委員会には非常に多くの非難が殺到すると思います。

しかし大事な命が奪われてしまってからでは取り返しがつかず、未然に防ぎ本当に子供たちにとって最善策は何かを話し合う事を希望しているだけですので、然るべき対応をしていただきますようお願いします。」

以前にも指摘しましたが教師は自分で自分の事を「先生」と呼んだり、「校長」だけでも尊敬語なのに「校長先生」と呼んだり、今回の返答にも「かねしろクリニック様」と書くなど、日本語を理解しておらず、誰かを教育をする資格も無いと思いますが、これだけ書けば何らかの対応をしてくれる事を期待します。