不織布マスクはフィルターの網目よりウイルスの方が非常に小さくても分子間力という静電気のような作用でフィルターに捕集されるので、ほぼ表示通りの性能はあります。

不織布マスクはウイルスをほぼ通しませんが、何度もお知らせしているようにマスクと皮膚の間に隙間があれば、そこからいくらでもウイルスが侵入するので感染予防効果はありません。

しかし花粉は少しぐらいマスクと肌に隙間があっても侵入しないので花粉症の予防効果はあります。

花粉症の症状は花粉そのものが鼻粘膜に付着して炎症を起こし、更に花粉が割れて中から多くのアレルゲンが出る事で症状が強く出ます。

花粉は水分に触れると割れますが、雨の日は飛んでいる花粉が減るので症状は軽くなりますが、雨が上がった日に花粉が割れて多くのアレルゲンが飛散して症状が重くなります。

ワセリンを綿棒で鼻粘膜に塗ると花粉が付着しても割れずに症状を軽く抑える事ができますので鼻炎症状が強い方は試してみて下さい。

結膜炎症状まで抑えられないかもしれませんので、結膜炎症状に対しては眼鏡などの対策をして下さい。

当クリニックで行っているオゾン自家血液療法で免疫が活性化して花粉症症状が改善し、薬が不要になった方も居られます。

効果は個人差があり、1回で数か月効果が続く方も居られ、自費診療で1回10000円(税抜)とやや高額ですが希望される方は受診して下さい。

 

https://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20190403/index.html