メディアなどでSARS-CoV-2をいまだに未知のウイルスのように言っている事がありますが、かなり早いうちから
・急激に重症化する例はあっても8割は無症状もしくは軽症で普通の風邪と同じように治る
・50歳台以下では重症化率は低い (重症化しないわけではない)
・季節性インフルエンザは治療薬があるのにこれまで日本でも関連死を含めて年間1万人ほどの人が亡くなっているが、治療薬が無いのに季節性インフルエンザよりも感染者数も死亡者数も圧倒的に少ない
・季節性インフルエンザでも東京都だけで年間2000件以上の集団感染が報告されており、クラスター感染はCOVID-19に特有の現象ではない
という事は分かっていました。
更に緊急事態宣言前にクラスター対策班からほとんどの感染者は誰にも感染させておらず、集団にスーパースプレッダーが居れば感染が一気に広がるという報告もされていましたが、どういう訳かメンバーのうちの1人が1人が2.5人に感染させ、何も対策をしないと42万人が亡くなると根拠の無い事を言い出して緊急事態宣言が出されて、皆さんの生活様式が一気に変えさせられてしまいました。
有効な治療薬が無いため予防に努めるしかなく、接触感染・飛沫感染・空気感染などの感染経路が考えられますが、接触感染に関しては手洗いの励行と手で目鼻口を触らない事で対応できます。
マスクは有症状者が飛沫を出さない事に関しては効果が期待できますが、大きな飛沫は重量もあるので1m程度の範囲で下に落ちますが、エアロゾルやマイクロ飛沫とも言われる軽い飛沫は空気中に漂い、それを吸い込む可能性は考えられますが、マスク自体は99%以上のウイルスをカットするフィルター効果があるかもしれませんが、少しでも隙間があれば侵入してきますので、マスクには予防効果は期待でません。
空気感染は更に小さな飛沫核による感染ですので、マスクは空気感染も予防する事はできません。
感染者が出す飛沫の全てに感染力があるウイルスが含まれているわけではありませんので、3密が揃う空間に感染者と一緒に居ても、短時間で感染が成立する量のウイルス量に達しなければ感染する可能性は低いと思われます。
発症する前の感染者が最も誰かに感染させているという報告があり、そのために無症状者でも誰が感染者か分からないため、無症状者に対してもマスクをするように言われていますが、発症する前の感染者が誰かが分かるのであればその人だけを隔離すれば良いですが、誰か分からないから無症状でもマスクをしろという考えは単なる推論に過ぎませんし非現実的です。
そもそも感染は各自で予防するものなので感染させるとか感染させられるとか考える事が間違いで、ユニバーサルマスクによって間違った考えが拡がって要らない差別や風評に繋がってしまいます。
ほとんどの菌やウイルスは無害もしくは有益で、有害なものは一部です。
人間は無菌状態で生まれてきますが、自然や人間と触れ合う事によって免疫を獲得していきます。
マスクをして会話をする事で微生物の受け渡しができずに免疫を上げる事が妨げられ、余計に感染しやすい身体になってしまいます。
SARS-CoV-2はACE2受容体に結合してプロテアーゼの作用で感染が成立することも分かっていますが、子供ではACE受容体活性が低いためにそもそも感染するリスクが非常に低いです。
この事は休校期間中に子供たちがマスクをせずに至近距離で大声を出して遊んでいても感染が拡がらなかった事でも分かると思いますが、学校が再開してから子供たちにマスクをさせているのは馬鹿げているとしか言えません。
各家庭にも多くの菌やウイルスが居ますが、共存している無害なものですので心配は要りませんが、有害な菌やウイルスを持ち帰ってしまえば家庭内感染が起きてしまいます。
服に付着したものなど気にし過ぎると切りがありませんが、最も汚染度が高いのが手ですので帰宅したら直ぐに手洗いをする事が重要になります。
これから寒くなってきますが窓を2か所開けて換気しろとかメディアでは色々と言われていますが、最近の家は機密性が高くてシックハウス症候群を起こす可能性があるので2003年に定められた改正建築基準法で原則として全ての住宅に24時間換気設備の設置が義務付けられていますので、2003年以降に建てられた家であるなら大きな心配は要らないと思います。
しかし誤って換気口を閉めていると効果が無く、換気口を閉めたまま換気扇をすると室内が陰圧になって虫などを吸い込むこともありますので必ず換気口を開けるようにして下さい。
色々な暖房器具がありますが、暖かい空気はどうしても上方に溜まってしまいますが、換気扇はほとんどが上方に取り付けられているので換気扇を使うと暖かい空気から排出されてしまって暖房効率が悪くなり光熱費も掛かってしまいますので、サーキュレーターを使用すれば暖かい空気が循環して部屋全体が温まるようになりますし、感染者が飛沫を出したとしても直ぐに拡散・希釈もされますので一石二鳥だと思われます。
ACE2受容体は腸にも多く存在し、SARS-CoV-2は腸に潜んでいて糞便として排出されていて、トイレの蓋をせずに流すと飛沫が飛んで汚染が拡がりますが、これはダイヤモンドプリンセス号で最もウイルスが見つかったのがトイレの床であったことでも分かります。
各自がトイレの蓋をして流すことが重症ですが、飲食店やショッピングセンターなどでは誰がどういう使い方をしているかも分かりませんのでトイレ内は汚染されていると考えるべきで、いくらトイレの中で手洗いをしても出る時にドアノブを触った際に手が汚染されて接触感染を起こしているケースも多いと考えられますので、飲食店やショッピングセンターなどでトイレを使った際はトイレの外で手指消毒する必要があります。
SARS-CoV-2は治療薬が無いだけで、これほど多くの事が分かっていて十分に予防も可能と思われますが、それでも未知のウイルスでしょうか?
インフルエンザには治療薬がありますが、呼吸器感染や感染性胃腸炎を起こすほとんどのウイルスも治療薬がありませんが未知のウイルスとは言われません。
連日、感染者が増えて第3波だとメディアは煽りますが、PCRのCt値を上げ過ぎて10~1000個程度のSARS-CoV-2に類似した遺伝子が検出された人が見つかっているだけです。
今回の騒動が起きてから多くの人が感染対策を行うことでインフルエンザを含めて多くの感染症が減っていて実際のSARS-CoV-2の感染者もそれほど居ないと思われますが、そもそもコロナウイルスは冬に流行るので、寒くなってきて感染者が増える傾向にあるだけだと思います。
死亡者数は約1900人ですが、COVIC-19の治療は指定医療機関で行われており、全国のICUの約8割が登録しているECMOnetで公表されている人工呼吸器・ECMOを装着されて亡くなった方が約320人ですので、死亡者のうちの約1500人は受け入れ先が無くて何も積極的な治療を行わない事を条件に受け入れてもらい人工呼吸器・ECMOを装着されずに亡くなった方やPCR陽性者が回復してから事故や自殺などで亡くなっている事になります。
COVIC-19を過剰に恐れず通常の対応をしていれば、この1500人の中で適切な医療が提供されて回復した人が居たかもしれず、そうなれば死亡者数はもっと減っていたと思います。
改めて言いますが、COVIC-19は急激に重症化する例はあっても8割は軽症で治るような病気で、各自がしっかりと予防策を講じればそれほど恐れるような病気ではありません。
SARS-CoV-2は治療薬が無いだけで決して未知のウイルスではなく、不勉強で保身しか考えていない無知な人間が単に煽っているだけです。
皆さんに正しい知識を持っていただき、すべき事は各自が予防する事であり、要らない差別や風評を無くし、マスクをせずに普通の生活を取り戻してもらいたいと思います。